チランゴのメキシコ語り

メキシコからお役立ち情報、趣味に関するあれこれを垂れ流します。仕事1:好きなこと9くらいの情熱で生きています。

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富士山頂並みの3,700mからスタート⁉︎メキシコでイスタシワトル山に登ってきた

先日、メキシコシティを囲む山々の一つであるイスタシワトル山 (Iztaccíhuatl)のトレッキングツアーに参加してきました。

 

あまりイメージがないかもしれませんが、メキシコには5,000m超えの山が3つ、4,000m超えだと10以上の山があります。メキシコ人はもちろんヨーロッパ、アメリカ人などによって活発にサークルが組まれ、山登りが楽しまれている国です。

 

イスタシワトル山はメキシコで3番目に高い山で5,220mの高さを誇り、そのシルエットから眠れる女性(La mujer dormida)との愛称で親しまれています。

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イスタシワトル山ツアーへの申し込み方法

Veltraを使って予約しました。価格はUS$49。

メキシコシティのバックパッカー宿併設の、アミーゴ・ツアーズ(Amigo Tours)というツアー会社が実際の運営をしています。Veltraの予約画面では英語ツアーと表記されていますが、ガイドは英語とスペイン語両方で説明してくれます。

 

ちなみにツアー内容とは直接関係ありませんが、帰りのバンに携帯を忘れてしまい、もう返ってこないことを覚悟しましたが運転手が運営元の宿まで当日中に届けてくれました。

価格も良心的で、後述するようにツアー内容も良い意味でさっぱりしており、次回同じような機会があればまたアミーゴ・ツアーズを使おうと思います。

イスタシワトル山ハイキングツアー<英語ガイド/メキシコ・シティ発> | メキシコシティの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)

 

ツアー当日の流れ

ソナロサとセントロに2つある集合場所のうちいずれかをあらかじめ指定されます。予約時に滞在先を入力する画面があるので、そこで近い方が指定されるのだと思います。

 

私たちはソナロサの方で、集合時間は6:20。久々の早起きでかなり眠かったです。バンに乗り込み、セントロの集合場所に寄って山に向かいます。

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先述した通りガイドは車内とツアー中、スペイン語と英語両方で説明してくれます。説明は最低限ですが、観光でなく山登りがメインで長々とした説明は求めていなかったので、むしろそれが好印象でした。

 

ちなみに参加者は私たちの他にメキシコ人含むラテン系が3組とヨーロッパ系が1組、ラテン系の中には1人で来ている方もいました1人参加でも全く問題ないツアーです。

日本に居た頃からそこそこ山登りが好きなこともあり、ウェアやトレッキングシューズなどそれなりに装備を整えていきましたが、軽装な参加者も多く、メキシコ代表のユニフォームにパーカー、靴はスリッポンというメキシコ人中年女性(夫と参加)もいました。

 

「そんな装備で大丈夫なのか?」と思いましたが、この後彼らの底なしの体力を思い知ることになります。

 

途中トイレとコンビニに寄る休憩をはさみ、2時間ほどでトレッキングスタート地点近くの小屋に着きます。

この小屋では模型を使いながら、イスタシワトル山や今回登るルートについて説明を受けます。

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この小屋時点で既に標高3,700mと、日本最高峰である富士山の山頂とほとんど変わらない高さです。少し息苦しさがありました。

イスタシワトル山は最高点で5,220mになりますが、このツアーは観光客を対象にした日帰りのツアーなので、私たちが登ったのは大体4,100m地点までです。山のコンディションなどに寄っては、最高4,800mまで登るようです。

 

ここでもトイレ休憩を挟んだ後、説明小屋を後にしてスタート地点に向かいます。

 

20~30分ほど山道を走るといよいよスタート地点に着きます。

小屋があった地点と同じく標高は3,700mほど。

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「気分が悪くなったら駐車場に戻って休んでてて。ではいきましょう」

 と、傾斜の強い岩場をかなり速いペースでさっさと登っていくガイド。

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正直一気に体力を奪われてしんどいです。それに難なくついていく軽装のラテン集団。

高山病になってしまったのか一人苦しそうに序盤でリタイヤした男性を除けば最後尾を、慎重に登る私たち。

 

ちなみに途中からガイドも先頭集団も見えなくなり、道に迷いかけました笑

 

競走でもなんでもないのは分かりますが、「登るか。暇だし」といった感じのスリッポンの高速ばばあ達にぶっちぎられるのは悔しかったです..おそらく彼らはDNAレベルで高度への耐性が違うのかもしれません。

 

5,220mの頂上まで登るには、しっかりした装備で1泊2日は必要とガイドは言っていましたが、彼らならテンポよく日帰りでささっといけるんじゃないかと錯覚してしまいます。

ちなみに先日の記事で触れた、走る山岳民族タラウマラ族も心肺機能が高いことで有名ですね。

 

chilango.hatenablog.com

 

すでに雨季に入っており、登っている最中の天気はほとんど晴れることはなかったですが、それでも道中の景色はなかなか壮観でした。

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1時間半ほど歩いて十字架が建てられている小高い丘に着くと、そこがツアーのゴール地点です。高度は4,100mほど。

 

「ツアー客で登っているのは君たちで最後だね。あと5分で降りるよ」

着くやいなやガイドにそう告げられ、登った後は足早に写真を撮ってスタート地点まで下山しました。

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奥の晴れ間を除いてほぼ雲がかかっています。

 

道中は急な斜面が多く、行きは心肺に、帰りは足の筋肉にくる感じでした。

30分ほどでスタート地点まで戻り、バンに乗り込みます。あとは20分ほど走ったところにある屋台で昼食後、市内に戻りそれぞれ帰路につくだけです。

私たちはお弁当を持参したので屋台では食べませんでした。16時過ぎに無事メキシコシティに着き、ツアー終了です。

 

おわりに

山から眺める景色は壮大で、良い思い出になりました。

しかし、短い旅行期間で予定を詰めていくのは山に慣れている方でないと体調面で少し危ないかなと思います。時差ボケの影響も考えられます。私も高度で奪われる体力をなめていました。

 

もしメキシコに長期滞在予定であったり、旅程に余裕がある中で普段の観光と違った経験がしたいという方がいれば、ぜひおすすめしたいです。できれば晴れている可能性が高い乾季(11月〜5月)に行くのが良いと思います!

 

www.chilango-taco.com

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おしまい