メキシコに住んでいる方でも聞きなじみのない場所かと思いますが、最近行ったテオテナンゴ遺跡(Teotenango)が個人的にヒットしたので
地球の歩き方ではわずか2ページしか割かれていないトルーカ、
そんなマイナースポットで終わらせるには惜しい、
トルーカってどんな街?
正式名称はToluca de Lerdo。メキシコシティからバスで1時間半で着ける、
2,700m近い高さに位置しており、2,200mのメキシコシティより
開発が急速に進んでいることも影響し、メキシコで5
実際に行ってみて、新しいショッピングモールが多数ある他、シティに比べて治安も良く感じ、住みよい街という印象を受けました。
テオテナンゴへのアクセス、実際に行った感想
メキシコシティの西バスターミナル(Terminal Poniente)からトルーカ行きのバスに乗ります。
西バスターミナルはメトロ1番線Observatorio駅でおりて目の前にあります。
私たちはターミナルに入ってすぐの所にあるETNというバス会社でトルーカまでのチケットを購入しました(MX$98/人)。バスが出るのは30分毎。
ETNはメキシコでは高級バス会社なので他の会社に比べて少し高めですが、
飲み物とお菓子が付く。
車内が3列シートで広く、トイレも付いている。
専用のラウンジがある。
とクオリティも高いです。
ちなみに、帰りはFlecha Rojaという別のバス会社を使いました。
MX$74/人のところが、メキシコの学生証を見せると学割が効いて半額のMX$32/人と大変お安くなりました。
行きは学生証を見せるのを忘れてしまいましたが、今回の帰りの便のように安くなることもあるので、学生の方はとりあえず学生割引があるか聞いてみると良いと思います。
トルーカ到着後はそのままテナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)行きのバスを探します。
参考まで、TEO Excelencia plusというバス会社を使ってMX$14/人でした。
市バスのようなバスで、ローカルな人しか乗っていません。
のどかな田舎風景を抜けて30〜40分ほど走りテナンゴ・デル・バジェで下車。
降りる人が多いのと案内板があるので、どこで降りるかは分かると思います。
ここからテナンゴ遺跡目指して更に30分ほど町中を歩きます。
googleマップを頼りに歩いていきますが、観光客は一人も見当たりません。
バス停からテナンゴ遺跡のある山の方を目指していると、写真のような平地と山の境目にたどり着きます。
ここから右にまっすぐ行くと遺跡への正規のエントランスと資料館が見えてくるのですが、町の人に聞いたところ正面を突っ切って行ってもたどり着けるとの事。
山あいは貧困層の居住地で治安が悪いことが多いのでおすすめはしませんが、それでも冒険したい方はどうぞ。
エントランスに到着。料金はMX$10/人(学生料金MX$5/人)です。
ここからは軽い登り坂が続きます。
写真を取り忘れてしまいましたが横には一面のとうもろこし畑が広がり、Summerでも聞きたくなるすばらしい雰囲気です。
いよいよ頂上に着くと、広大なテオテナンゴ遺跡が出迎えてくれます。
今もこの地で生きるマトラツィンカ族が立てた大都市。風が最高に気持ち良い。
道中含めてなんだかなつかしい気分にさせてくれる風景で、人も少なく静かで落ち着けます。
下りた後は昼食を取り、テナンゴ・デル・バジェのバス停からトルーカへ。
オバマ元大統領も訪れたトルーカの有名な植物園に行ってみましたが、テオテナンゴを気に入り過ぎたせいかここは特に何も感じませんでした。
その後はトルーカのセントロ(中心部)をぶらぶらして、市バスでバスターミナルへ行きメキシコシティへの帰路につきました。
おわりに
テオテナンゴはアクセスは良いとは言えないのですが、遺跡があるテナンゴ・デル・バジェ含めてとても素朴で落ち着ける、良い意味で田舎な良スポットでした。
移動で少し疲れてしまってトルーカ観光はあまりできませんでしたが、テオテナンゴに行けただけで今回の旅行は充実の一言。
時間があって癒しを求めている方はぜひ行ってみてください。
おしまい