知り合いの駐在妻のTwitterのつぶやきが病んでます。
優雅に暮らしているように見えますが、とりあえずヨガやっときゃ良いといったゆるい世界ではないのかもしれません。
そんな(?)駐在妻が書くような記事ですが、メキシコに来てそろそろ1年経つので持ってきて良かった物をまとめます。
これから来られる方の参考になれば嬉しいです。
メキシコで役立つ、おすすめの持ち物 11選
1. 圧力炊飯器
過去に留学していた時に鍋で米を炊くのが面倒くさかったので、「今度海外に住む時が来たら絶対炊飯器を持って行く」と決めてました。
渡航前にネットで調べたところ、
標高2,200m超のメキシコシティでは沸点が低く美味しいご飯やパスタが作り辛い
ということだったので圧力炊飯器と圧力鍋を購入して日本から送りました。
「会食で使う高級店よりも大戸屋やガストの方がおいしい」
と思うくらい舌が音痴なわたしには、圧力と普通の炊飯器で炊いた米の違いは分かりません。
しかし、友人がうちに来てカレーを作った時に
「うち普通の炊飯器だけどやっぱり圧力炊飯器で炊いた方がおいしい!」
と言っていたので、メキシコシティのような高地で使うなら先人のおすすめ通り圧力炊飯器が良いと思います。
私にとってのメリットは何よりラクさに尽きますが。
ニトリで買っていった圧力鍋はほぼ使っていないのでレビューできませんが、パスタや肉じゃががおいしく作れるみたいです。料理をたくさんしたい方なら持って行って損にはならないと思います。
2. 電子ケトル
さっとお湯を沸かして何か作りたいときに電気ケトルがあるととにかく捗ります。
メキシコは未だに電気コンロのところも結構あり、そうするとお湯を沸かすだけも相当時間がかかってしまうので、コンセントさえあれば即使える電子ケトルを持っていけば大活躍間違いなしです。
3. 加湿器
メキシコシティでは乾季(11月~翌4月)はほぼ雨が降らず、尋常じゃない乾燥に悩まされます。ので、対策の一つとして加湿器があればとても役に立ちます。
私は乾季の乾燥をあまく見ており日本から対策グッズを持っていかなかったのでメキシコで買いましたが、もし日本から送る荷物に余裕があれば加湿器を入れることをおすすめします。
一つ前に紹介した電子ケトルしかり現地で買えないことはないですが、メキシコは基本的に家電製品が高いので。
4. 化粧水
同じく乾季の乾燥対策です。
今まで乾燥に苦しんだことがあまりなかったので余裕ぶっていましたが、肌がひび割れてきたところで「このまま何もしなかったらやばい!」と慌ててケアを始めました。
メキシコの薬局でもクリーム状のものは売っているのですが、化粧水が中々売っていないので、クリームが苦手な方は持ってきた方が良いと思います。
5. マスク
これまた乾季対策シリーズなのですが、メキシコシティでは乾季は日によって遠くに見える空気が汚れで霞むほど工場や自動車の排煙による大気汚染が目立ちます。
私も外出時にどうにも頭が痛くなり家に帰らざるをえなくなったことがあります。光化学スモッグ注意報的なのを流すべきです!
アジア以外ではマスク着用はメジャーでないので好奇の目で見られるかもしれませんが、体調を崩さないためにもあって良いかと思います。
夜寝るときや旅行時の飛行機の乾燥防止など、他にも使えるシーンは多いので。
6. UNIQLO(ユニクロ)のウルトラライトダウン
日本人の海外生活者は大体持っている気がしますが、念のため。
メキシコシティは日中に比べ朝晩の気温がグンと下がるのでこういった軽いダウンを一枚携帯しておくととても便利です。
羽織ると一気にダサくなりますが、大丈夫です。Tシャツの上にベストを着たりと意味不明なファッションをするメキシコ人のダサさも負けていません。軽さと機能性重視でいきましょう。
7. マウンテンパーカー
ウルトラライトダウンは乾季には便利なのですが水には弱いので、雨季(5月〜10月)には水を弾くマウンテンパーカーや雨がっぱが役立ちます。
雨季はほぼ毎日夕方から夜にかけて雨が降るので、今度は雨対策グッズの携帯が求められます。
普段使いできる撥水のマウンテンパーカーを持って行くと重宝するでしょう。
8. スポーツ衣料
メキシコではなぜかNIKEやアディダスなどブランドもののスポーツ衣料が日本並みかそれ以上に高いです。
道端で売っているパチモンのユニフォームなどはとても安いのですが。
メキシコでジム通いやランニングをする予定の方は、日本でスポーツ衣料一式買ってきた方が安く済みます。
9. 日本語の教材関係(スペイン語含む)
今の時代はKindleやタブレットがあるので日本語の本を探すのに苦労はしないのですが、直接紙に書き込みながら使いたい教材は日本から持ってきた方が良いです。
Preparacion Dele: Libro + CD - B2 (2014 Edition)
- 作者: P Alzugaray,M J Barrios,P Bartolome,Leonor Quintana,A F Hidalgo,M Garcia-Vino,R M Perez
- 出版社/メーカー: Edelsa Grupo Didascalia, S.A.
- 発売日: 2014/08/12
- メディア: テキスト
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特にDELE関係の教材はメキシコではまず売っていないので、勉強するつもりであれば日本から持ってきた方が良いです。アメリカのAmazonでも頼めるみたいですが、どのくらい時間がかかるか分かりません。
10. 常備楽
現地の風邪は現地の薬で、とはよく言ったもので、日本では絶大な効力を発揮する正露丸も、メキシコ到着最初の週で味わった腹痛下痢の前では無力でした..
とはいえ効き目は当然個人差がありますし、普段から飲んでいる薬が与えてくれる安心感は何物にも代え難いかつ荷物スペースも大して取らないので、持ってくるに越したことはないでしょう。
先述した通り、メキシコシティは標高2,200m超の高地、加えて高地は眠りが浅くなるらしいので心配な方は高山病の薬や睡眠導入剤など用意してくると良いかもしれません。
ちなみにメキシコに来て下痢が続く場合はペプチドビルモルというピンクの飲み薬か、TREDAという錠剤がおすすめです。どちらも街中の薬局で入手できます。ちなみにメキシコ人は体調不良時、できるだけ病院に行かず市販の薬で治そうとする傾向があり、そのせいだけではないと思いますが薬局はいたる所に存在します。
11. 虫よけスプレー
日本の夏と同じく蚊が多いです。特に夜寝ているときに部屋に入ってきてプ~ンと飛び回られるとウボァー!となるので、対策を持ってきた方が良いです。
おわりに
メキシコシティではショッピングモールに加え、MIKASAやヤマモトという日本食料品店(MIKASAには日本の雑貨もあり)も充実しています。
なので日々の生活でそれほど困ることはないかと思いますが、それでも「あれば良し!」と思いついたものをつらつらと書きました。また思い出せば足していきます。
持ってきたものの使わなかったものも結構あって、変圧器なんかは未だにスーツケースに眠っています。
おしまい