チランゴのキャリア語り

総合商社→SaaSベンチャー→外資系コンサルのアラサーが、転職やコンサルの内情について語ります

評判のメキシコ産グローブ REYES(レイジェス)直営店に行ってみた

メキシコに住んでいてボクシングをやっているなら一度は行ってみたかった、メキシコシティにあるREYES(レイジェス)の直営店。

 

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先日とうとう念願叶って行ってきたので、店舗へのアクセスや驚きの価格情報、グローブ購入の注意点など最新情報をお届けします!

 

REYES(レイジェス)ってどんなブランド?

メキシコ産のボクシンググローブブランドです。世界戦でも多く採用されていることからその品質への信頼、ブランド価値の高さがうかがえます。

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正式名称はCLETO REYESですが、メキシコ人は皆REYESと呼んでいますね。どうでもいいですが、レイジェスよりレジェスの方がメキシコ人の発音に近いです。

 

ブランドヒストリー

Cleto Reyes Castroというメキシコ人のボクサーが、試合で再起不能のダメージを負ってしまったのを機にグローブの補修事業を始めたのがブランドの起こりです。

 

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次第にグローブの品質が認められるようになり、1945年にはREYESのグローブは世界王者決定戦で使用されるまでに至ります。

 

その後は1965年にアメリカに代理店を開設、1970年にCletoの息子がCLETO REYESを商標登録し、1979年にはIndustria Reyes S.A. de C.V.が設立されました。

 

順調に発展を続けた結果、1994年にはメキシコ政府から国産の重要な輸出品として認められNatinal Exports Awardを受賞、今ではボクシング関係者なら世界中で知らない人はいないのではないかというレベルのブランドとして不動の地位を築いています。

 

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さらに詳しく知りたい方はREYESの公式サイト(英語)を参照ください。

About Us - Founders Cleto Reyes Boxing Gloves | Cleto Reyes

 

ちなみにウィキペディアではCletoが生まれた年である1920年がブランド創業元年になっており、信ぴょう性に欠けます..

 

REYES(レイジェス)へのアクセス・営業時間

メキシコシティの北部に位置します。

メトロ5番線のMisterios(ミステリオス)という駅が最寄りですが、メキシコシティにある大体のボクシング関係の場所と同じく治安が良いとは言えないエリアにあるので、UBER(ウーバー)の使用推奨です。

 

 

お店があるのは民家が立ち並ぶあやしげな通り。探しても外に全く看板が出ていないのでやっかいですが、写真の中で囲った場所がお店への入り口です。

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くり返しになりますが、ヒジョーに分かりづらいので注意。

 

ブザーを鳴らして入ると今度は取調べ室のような部屋が。ここでは備え付けのiPadに個人情報を記入します。

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ちなみに部屋の反対側からは犬がじっとこちらを見つめています..がくぶる

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ハンター試験ばりに会場入りに手間がかかりますが、ここまで来たらようやく店内に通されます。

 

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営業時間は以下の通り。残念ながら週末は開いていないので注意。

月 - 金 9:00-17:00

土・日 営業なし

 

 

REYES(レイジェス)店内の様子

外と取調べ室の殺風景な景色と違い、落ち着いた配色に加え清潔感のある店内になっています。

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グローブ、サンドバッグからTシャツ、キーホルダー、マグカップにいたるまで品揃えは豊富な印象。

 

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右に見える中庭からつながっている先は別会社のオフィスがあるそうです。

 

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アマプロ問わず歴代の選手のサイン入りグローブが飾られています。

 

外国人、中でも日本人のお客さんは多いそう。

店員とのやりとりはスペイン語でしたが、確認したところ英語でも対応可とのこと。

 

REYES(レイジェス)グローブの価格と注意点

一通り見て回った後、店員にグローブの値段を聞いたところ驚きの回答が。

「グローブの大きさにもよるけど、大体1,800ペソ前後かな」

 

安っ!!!

1,800ペソと言えば11,000円しないです※18年10月時点

日本だと倍以上の値段するで..良い商売だなおい。

元々「せっかく行くからにはグローブ買おう!」と思っていたのですが、想定以上に安くて嬉しい誤算でした。

 

ところが、店員に希望サイズと色を伝えたところまたしても驚きの回答が。 

「うちは予約制だから、受け渡しは4~5週間後になるけどいいかい?」

 

なんと..てっきりその場で買えるものと思い込んでいました。一応配送もやってくれるようですが、届け先はメキシコ国内のみ。

 

ダメもとで何とか在庫が残っていないか聞くと、奥のオフィスに行って他の職員に聞いたりパソコンで色々調べてくれた上「希望と違う色だけど1つだけあったよ!」とのありがたい言葉が。

これも計画性の無さがなせる巡り合わせと思い、購入しました。

 

ただ、店員にも言われたのですが今回はかなり運が良かったようで、基本的にはグローブは予約販売のみとのこと。

直営店で購入する場合はかなり余裕を持った日程をくむ必要がありそうです。

 

REYES(レイジェス)直営店で購入した品々

おまけですが、購入したグローブとお土産を値段とともに紹介します。カード払い可能でした。

 

14OZの牛革グローブ(紫)1,821ペソ - 11,000円

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相変わらず写真がオレンジ色ぽくなります。

 

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紫も悪くないなと思い購入。赤と黒の人気色は更に200ペソほど安く買えるとのこと。

 

ブランドTシャツ(白・黒)516ペソ/枚 - 3,000円

キーホルダー(赤・青)86ペソ/個 - 500円

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おわりに

今回はメキシコシティのREYES直営店についてレポートしました。グローブはいずれ使用感をレビューした記事を書きたいと思います。

 

しかし直営店の2倍以上の値段設定とは、日本のREYESグローブの輸入販売は良い商売ですね。 

転売商材といえばスニーカーなど流行ものが人気ですが、その地域にさえ行けば比較的簡単に手に入りやすく、かつ日本語ではなかなか情報が入手しづらい製品なんかは穴だなと思いました。商社マンとして見習いたいですね。

 

 

www.chilango-taco.com

 

おしまい