ボクシングを始めてみたいと思っている方、特に私と同じ社会人に向けて、私が考えるボクシングを習うメリットを紹介します。
社会人がボクシングを始めるメリット3選
無駄な脂肪が落ちて締まった筋肉がつき、体型が整う
ボクシングの練習は運動量が多いのでカロリー消費が激しく脂肪を落としやすいです。
筋肉に関しては、筋肉が大きくなるというよりも引き締まる感じです。
現役ボクサーと比べるのは気が引けますが、彼らは集中して何ラウンドも動き続けるため無駄な脂肪が削ぎ落とされ、非常に締まった体つきをしていますよね。
メキシコと日本が誇る元WBO世界バンダム級王者 亀田和毅
初心者でもコツコツ続けていれば特に背中、肩、上腕三頭筋を中心に筋肉の形が浮き上がるようになってきます。
社会人になるとどうしてもお酒の付き合いをはじめ不摂生な生活が続いて太りやすいですが、ボクシングを続けることで長時間動けて鋭いパンチを繰り出すための引き締まったボディに近づきます。
考えながら練習に取り組むことで、論理的思考力が鍛えられる
なぜ「打ったらすぐ戻す」のか、なぜ「半身に構えるのか」など一つ一つの行動の意味を考え、トレーナーに質問しながら取り組むことでボクシングへの理解が深まり上達のきっかけになりやすいですし、何より物事の因果関(原因⇆結果)を考えるクセがつきます。
社会人になって口酸っぱく言われる論理的思考の基本が、ボクシングという新しく始めるスポーツを通して改めて活きてきます。
論理的思考は考えて続けて使い込むことで自分のものになっていく類のスキルなので、考えながら新鮮な気持ちでボクシングに取り組むことが実生活、仕事にもプラスになります。
仕事外のコミュニティ形成により、心が安定する
社会人になると、生活リズムの違いもあって学生時代の友達と会う頻度がどうしても減ってきます。
そうすると必然的に自分の身の回りのコミュニティが会社中心になります。
平日は仕事+会社の飲み会、休日は会社の人とゴルフ
という生活も否定はしませんがこれだと、仕事関係で歯車が狂うと一気に生活の全てが吹っ飛ぶリスクをはらんでいる感じがします。
仕事で嫌なことがあっても仕事関係を通してしか発散手段がないというのも、心に負担がかかりやすいのではないでしょうか。
そこで精神の負担を和らげる一つの手段として、仕事関係以外に一つでも多く居場所を作ることを挙げたいと思います。
特にボクシングジムでは普段の仕事では決して会わない属性、価値観の人との出会い(残念ながら99%男)が多く、仕事が全てではないということが心にじんわりしみます。
「そんな顔見知りができる気がしないよ!」
「トレーナーと話すだけで精一杯だよ!」
という人であっても、サンドバッグを殴るだけでストレス発散になりますしジムに流れるストイックな雰囲気が心地良く、前向きな気分を作ってくれます。
普段の生活のストレスを感じている人は、騙されたと思って近くのボクシングジムに足を運んでもらいたいです。きっと抱えているものが和らぐと思います。
おわりに
今回は体・頭・心の3つの面から社会人がボクシングを始めるメリットを書きました。
興味が出たらぜひボクシングの世界に一歩踏み出してみてください。
おしまい