今でこそ所属ファーム内では評価される方になったが、中途でコンサルに転職してきた直後の1年は評価も低く、立ち上がりに非常に苦労した。
やってもやっても成果につながらず、苦しくてオフィスのトイレに篭って泣いたり、何も食べてないのに吐いたりしていた。
毎日のように「コンサル 辞めたい」「コンサル 辛い」というワードでググる日々。とにかく限界に近い、ゾンビみたいな状態で働いていた。
転機になったのは3つ目のプロジェクトで、自分を目にかけてくれるディレクター(A氏)と出会えたことに尽きる。
A氏は新卒で他ファームに入社し、その後も10年以上コンサルとしてキャリアを歩んでいる人だったのだが、その人から
- コンサルタントとして求められる水準
- どうやって水準に達するかの方法論
を学ばせてもらった。
A氏との出会いがなかったら、自分のコンサル人生がどうなっていたか分からない。多分、とっくにメンタルをやられ、潰れていた可能性が高い。
なんで目にかけてもらえたんだろう、と考えてみると、何のことはなくてたまたま運が良かっただけだと思う。
たまたま面倒見の良い人に出会え、たまたま「こいつを育てるか」と思ってもらい、たまたま磨いてもらえたに過ぎない。本当に運に恵まれただけ。
だから、新卒・中途問わず、もし今コンサルで、
- 頑張っているのに中々評価に繋がらない
- とにかく辛い。きつい
と感じている人がいたら、それはまだ良い師に巡り合う運に恵まれてないだけ。
目にかけてくれる上位者と会えたら、そこからは能力が加速度的に開花していくはず。
深刻に捉え過ぎなくて大丈夫だよ、と言いたい(当時の自分にも)