チランゴのキャリア語り

総合商社→AIスタートアップ→外資系コンサルキャリアのアラサーが、転職やスペイン語学習について語ります

【転職体験記】アビームコンサルティング中途採用2次(最終)面接

前回の1次面接に続き、アビームの中途採用2次(最終)面接の実体験レポートです!

 

前回は、アビームのIT色の強さが確認できたのと、面接官の柔らかな人柄に惹かれました。

 

今回はどうなるでしょうか。

 

アビームの中途採用1次面接レポートはこちらからどうぞ。

www.chilango-taco.com

 

 

面接前の事前準備

例によって、事前にエージェントから情報収集しました。

 

  • コンサル未経験の若手には、ケース問題が出題される可能性が高い
  • フィット面接に関して、過去の質問事例によると突飛なものはあまり出ない

 

ケースに関しては、毎回同じコメントですね!笑

結局、毎回準備するしかない・・

 

また、今回は「2次が最終面接かもしれない」と言われていたこともあり、回答の"視座"を意識して準備しました。

 

というのも、アビームの前に受けていた他社の最終面接で「どんな視座で物事をとらえているか?」を問われているような質問が多かったので、少なくとも他で聞かれた質問+αくらいには、初手でそれなりの回答ができるようにしました。

付け焼き刃的ではありますが・・

 

質問例)

  • (1社目が総合商社だったことを受けて)所属していたグループのCEOに対して、コンサルとしてどんな提案をする?
  • コンサル業界の5年後ってどうなってると思う?

 

ちなみに↑の質問をされたとき、私は大したこと言えずきつかったです・・笑

ぜひ同じ轍を踏まないようにしてください・・!

 

視座を高く持つ・・ほんと難しいテーマです。

 

アビームコンサルティング パートナーとの最終面接

概要は以下の通りです。

 

面接時間:1時間

面接相手:応募部署のパートナー 1名

面接形式:オンライン

 

ちなみに面接は金曜の夜にスタート。

この日はアビームの前に1つ面接があり、既にエネルギーが枯れ気味でしたが、「これを乗り切れば週末じゃい!」と奮起。

 

3分前に面接URLに入室。

(転職活動開始当初は少なくとも5分前に入るようにしていましたが、特に接続問題など大丈夫そうだなーと思ってからは、3分前入室がデフォルトになりました・・)

 

ほどなくして面接官もイン。

 

新卒からずっとアビームにいる、いわゆる叩き上げ(意味合ってるのか)のパートナーでした。

 

自己紹介から始まり、面接官からの質問タイムに移ります。

 

前回の面接と比べて、抽象度の高い質問が多めでした。

 

聞かれた質問例)

  • コンサルになって実現したいことは?
  • 志望領域で取り組みたい課題は?
  • あなたが現職で相対していた市場って今後どうなっていくと思う?
  • その中で企業は頭一つ抜けるために具体的にどんなことをすれば良いの?
    などなど。

 

最後の質問に関しては、

当時勤めていたスタートアップで、クライアントにサービスを紹介する際に伝えていた導入メッセージというか営業トークをほぼそのまま流用しました笑

 

マーケットはシュリンク&パイの奪い合いになる・・
従来手法を続けると暗い未来が待っている・・
だから、今のうちからデータ取得&活用すべし~~!

 

当時、レイヤーの高い対面の部長陣やキーマンにもそれなりに刺せていたトークだったので、自信と熱を持って話せました。

面接官、圧倒的ナイス質問っ・・!

 

反応も「ほぅ・・」といった感じで上々。

(気のせいかもしれませんが)

 

あとは、

 

「アビームについて知ってること教えて?」

 

という質問もありました。

 

ここで聞かれているのは、とどのつまり志望理由かと。

 

「ちゃんとアビーム個社について調べましたよ!その上で志望度が高いんですよ!理由は~~」

 

を落ち着いて堂々と伝えられれば、問題ないかと思います。

 

フィット面接は30分ほどで終わり、後半は逆質問タイムに。

 

グローバル案件関われますか!?

 

という質問をしたら、

 

勘違いしてもらっては困るんだけど、案件は待ってれば来るんじゃなくて自分で作るマインドでいるべき。そもそものマインドが違う

 

と冷ややかに回答され、肝を冷やしました笑

 

他には、

 

グローバルなベストプラクティスをガンガン取り込んでいきたいならグローバルファーム。
自分たちで作り上げることに興味関心が強いならアビームが良い。実際、アビームにはそういうマインドの人が多い

 

と他ファームとの違いを語ってくれました。

ここはスタートアップでクソミソな日々を送っていた身として、大変さとともに共感を覚えたポイントです。

 

そんなこんなで面接時間終了。

1次、2次を通じてケース面接はなかったです(ほっ・・)

 

選考結果・感想

翌営業日に、エージェント経由で「オファー方向で調整中」の連絡があり、更に数営業日後に無事オファーをいただきました!

 

最終(2次)面接とはいえ、しっかりと質疑で見極められてる印象がありましたね。

 

ネットを見ると「パートナーとの最終面接は顔合わせ!」というコメントも多く見ますが、真に受けて手を抜いてしまうのは非常にもったいないので、最後までしっかり備えるのが大事ですね・・

 

そのうえで最終面接に関しては、やはり視座を意識した回答を心掛けるのが良いと思います。

アビームに限った話ではないですが、選考を通じて最終面接で大事だと感じたのは以下。

 

  • 世の中の動きをどの視座で捉えているか
  • 踏まえて、会社を使って実現したいこと
  • その具体性と論理性

 

もちろん、面接対策に限った話ではないですが・・何か参考になればさいわいです。

 

これにてアビーム編は終了です!

ここまでご覧いただきありがとうございました。