ベイカレント・コンサルティングの中途採用2次面接レポートです!
ここの2次面接はむちゃくちゃやりづらかった・・ある意味思い出深い面接です・・笑
1次面接の記事はこちらからどうぞ。
ベイカレント2次面接前
1次面接の通過連絡時にエージェントから電話をもらい、以下伝えられました。
- 次の2次が最終面接想定と聞いている
- オンラインか対面か選べる
面接自体は、ベイカレントは他ファームより早めに受けており他の進捗を待ちたかったため、少し間を空けた日程で調整してもらいました。
オンラインでなく対面形式にして、本気度を示しましょう!
日程を空けるのであればなおさらです!
というエージェントの言葉に後押しされ、面接形式は対面を選択。
その他、エージェント経由で応募企業と今の選考状況を聞かれ、とりあえず受けている企業を網羅的にメール回答しました(伏線)
ベイカレント2次面接
他社の選考を受けている間にあっという間にベイカレント2次面接当日に。
この日は有給を取得し、ベイカレントが入居している虎ノ門ヒルズへ。
無人の受付に着くと、同じ時間帯で面接を待っているであろう候補者がちらほら。
平日の日中だったのですが、ひっきりなしに面接しているんだろうなーと。
ちなみに私は対面訪問が久々すぎて、受付横の電話から「○○時からの面接で伺いましたチランゴです。到着しました」といった連絡を入れるのをすっかり忘れてしまいました・・
他の優しい候補者に教えてもらい、面接開始時間ギリギリで慌てて電話・・
感謝です・・彼の転職活動が上手くいっていてホシィ
無事?会議室に案内されると、まず目に入ったのが面接官側に配置されたペットボトル2本・・!
(ぎゃー!面接官2人かいな・・)
面接官が何人であろうとやることは変わらないのですが、あらかじめ心置きしておかないと無駄に緊張してしまうノミの心臓です・・
ほどなく、面接官2名が入室。
概要は以下の通り。
面接時間:1時間
面接相手:シニアマネージャー、マネージャー 計2名
面接形式:対面@ベイカレント虎ノ門オフィス
マネージャーは私と同じくらいの年で、30歳くらいの方でした。自信ムンムンな見た目と話し方
シニアマネージャーは1次面接官同様、BIG4コンサルを渡り歩いてベイカレントに入った方。メイン担当は人事。
基本的にはマネージャーが進行役で、シニアマネージャーはほぼ口を挟まず。
先にお伝えしておくと、このマネージャーとの会話が中々やりづらかったです・・
例えば、私が当時勤めていたBtoB SaaSスタートアップの成長戦略について質問された時の一幕。
サービスよりプロダクトに注力すべきと考えます。理由は〇〇です。具体的に開発すべきは〇〇です
その機能があっても僕なんかは自力でできちゃうからさほど魅力に感じませんね
(う~む・・そうかな?)
感覚論になってしまいますが、○○様(面接官名)のようなスキルを備えた方は世間のビジネスマンには少ないと考えます。従って、マーケットサイズ的には十分かと思います。また、需要的な観点でも~
う~ん。僕は代わりに○○(市場は大きいが競合が既に多い市場)に参入するのが良いと思う
(今のこのスタートアップのフェイズで市場替えはおいそれとはできん・・)
出していただいたアイデアは確かに方向性の1つとしてはあり得ます。ただし、この分野はすでに多くの競合が類似サービスを展開しており、今から新規開発を行う工数も考えると現実的には厳しいかと思います
う~ん(不機嫌そう)
何かコミュニケーションの歯切れが悪く、噛み合わなかったのですよね・・
人間的な相性が悪かった気もしますし、
こうして書き起こしてみると、私の話し方が分かりづらかったことや、そもそも自社・事業の置かれた環境のすり合わせが十分にできていなかったことも要因として大きかったのではないかと思います。
その他に聞かれた質問は以下の通り。
質問例)
- 転職軸と応募企業の順位付け、深堀り
- なぜコンサル?
- なぜ総合商社からスタートアップに転職した?
- 今後のキャリアビジョンは?
- コンサルで活かせる強みは?
- また大企業に戻ることになるが、良いのか?
- 希望する役職は?理由は?
- 希望年収は?
個人的にいちばん回答に苦戦したのが、転職軸と応募企業の順位付けでした。
というのも、当時はファーム規模・戦コンor総合コン、部門などバラバラと雑多に受験していました。
そこを突っ込まれるのが面倒だったので、面接用にだいぶ絞った応募企業を答えたところ・・
あれ?事前に回答いただいていた応募企業とだいぶ違いませんか?
ぐはっ。メール回答の内容がしっかりチェックされてる~・・
あ、ああ。そうですね。お答えしたのが少し前だったので変わっている部分もありますが、○○、××、△△(企業名)も今受けています
それでは、応募企業すべてを志望度順に並び変えてください。理由とともに
ゲェーッ!そ、想定外だぜ・・
- 応募していた全コンサルすべてを含めて順位付けする
- かつその中でベイカレントが第一志望に入るように持ってくる
結構焦りながら回答した記憶があります笑
無理やりベイカレントが第一志望になるように答えましたが、1次面接の記事で書いた通り志望度が高くなかったこともあり、取り繕った内容になってしまったかと・・
今になって思うと、ある程度正直さも混ぜて回答した方が話しやすかった気がします。
いずれにせよ、事前にメールで回答していた受験企業しかり、先方に提出したものはすべて選考で活用され得るものと肝に銘じておく必要がありますね。
当たり前でしょうか・・笑
しっかり整合性も掘られるので、これから受験される方はあらかじめ優先度を整理しておくことをお勧めします。
そんなこんなで最後に10分ほど逆質問の時間を挟んで、ベイカレント2次面接は終了。
ちなみに逆質問の中でのシニアマネージャー曰く、「ポジション以上に応募者が爆増しており、ベイカレントの採用のバーは年々上がっている」とのこと。
本当かは分かりませんが、私はとにかく前半の自社の事業戦略系ディスカッションのやりづらさと、後半の応募企業系のやりとりでぐったりして家路につきました笑
ベイカレント2次面接結果
3営業日後にエージェント経由で連絡があり
「ベイカレントからあともう一回の面接を依頼されている」
とのことでした。
2次面接を最終選考として想定していたが、コンサルとしての基準に満たないようにも感じるので、もう一回面接に来てほしい、と・・
うむむ・・まあ、前回のやりとりだとそう映ってもおかしくないなぁ・・
と振り返りつつも、
- 元々の志望度が低かったこと
- 2次面接官との人間的な噛み合わせの悪さを感じたこと
を考慮し、ここで選考辞退することにしました。
これにてベイカレント編、終了です!