チランゴのキャリア語り

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【スペイン巡礼】フランス人の道を歩く2日目『飽きる』

こんにちは、チランゴ(@abr0yj)です!

 

昨日に続き、スペイン巡礼レポートになります。

 

www.chilango-taco.com

 

今日は2日目。

Portomarin(ポルトマリン)から25km地点にある、Palas de Rei(パラス デ レイ)を目指します。

 

いざ出発!

 

時差ボケの影響か5:00に起きてしまい、そこから中々寝付けず・・

 

ベッドでグダグダしてたら、結局出発は9:00に笑

 

秋は日が昇るのが遅いのか、9:00でようやく昇り始めたくらいでした。

 

街を取り囲むように走っている川を渡って、山道を歩きます。

 

歩き始めてすぐ、二股の分岐が。

ここだけかと思ったら、この後もちょくちょくありました

 

どっちを行けば良いんだろう・・と思っていると、

近くにいたイギリス人淑女二人がマップを取り出し

 

「左はオフィシャルルートだけど、右より長いみたいね」

 

と会話してるのを聞いた瞬間・・!

 

右の道に進みました笑

 

短いに越したことはないですからね。

 

2日目の道の特徴として、前半は特に、昨日に比べて登りが多かったです。

 

そして昨日より早め、9時に出発した影響もあるのか、歩いている人の数が明らかに昨日より多い。

周りにグループがワイワイしていると、つい孤独を感じてしまいます・・昨日に続いてですが。

 

二日目は初日とは違って、ゆったり目に歩き、ベンチを見つけたらできるだけ小休憩をとるようにしました。

 

食事を取れるバーやアルベルゲもたまにあるのですが、欧米のグループ客がワイワイ談笑しているのを見ると、つい

「つ、次のところが空いてたら入ろう・・」

と無駄に日和ってしまう自分がダサいです・・

 

特に人の目を気にする場面じゃないと、頭ではわかっているのですが・・いらない弱気を発揮してしまいます。

 

パラス・デ・レイまでの道中は、幹線道路沿いや牧草地帯をひたすら歩きます。

 

その中でふつふつと一つのかんがえが浮かんできます。

 

飽きた・・

景色も変わらんし、歩くのに飽きた・・

 

人と話していない影響もあるかもしれませんが、

例えば私が趣味にしている登山でも、2~3日間ほとんど話さないこともあります・・

 

登山のときは平気なのに、何が違うんだろう?

 

と頭の中で唐突な登山比較が始まります笑

 

登山との違いは・・

 

  • 道の面白み?

巡礼の道は、多少アップダウンはありつつも、基本的には平たんな道をただただ歩き続けるだけ。面白みが薄い

 

  • 景色?

同様に景色も、THEスペインの田舎道といった感じの乾いた大地が続くだけで、

登山のような

「森林限界を超えたぞー!」

「林道抜けて、ここからは山道をひたすら登坂!」

といった変化が乏しい

 

・・とか?

 

こんなもん自分のとらえ方次第だということは承知しつつ・・

体力や体の疲れとは別のしんどさを感じた1日でした。

 

途中からは、昨日見かけた一人巡礼者の多くがそうしていたように、イヤホンで音楽を聴きながら歩きました。
これはこれで気が紛れてよかったです!

 

いずれにせよ、歩く道と景色にはなかなか刺激を感じられなさそうなので、
人との交流か、食事か、別の楽しみを見出していきたいところ。

 

人との交流、確かに積極的に作っていってない部分・・

昨日のバーで話したドイツ人の女主人しかり、2日目の今日もふとした会話に救われてるのは事実。

 

歩いてるおばちゃんからふと食べかけのバナナを「食べる?」と差し出されたり
土産物屋のおっちゃんから日本についてアレコレ聞かれたり・・

 

すれ違いざまのBuen Camino!という声かけ以外ほぼ人と話さないで黙々と歩く中では、何気ない会話で心が温まります・・

 

宿泊場所を変えるのは一案か?

でも、アルベルゲのドミトリーでワチャワチャやる気概はない・・

欧米人、というくくりは乱暴ですが、彼らとドミで共同宿泊 / 生活は鬼クソ疲れるので、苦なくできる人を尊敬します・・

 

ということで・・人との交流はこれまで通りふとした会話を楽しむこと・・笑

 

日本では、「一人の時間好きです!」とかよく言ってましたが、一人の時間「も」好きなのであって、人と触れ合う時間のベースがあってこそだな・・とか、歩きながら、ぐるぐる頭を巡ります。

 

 

食事について。

こっちは自分でコントロールしやすい部分なので、食べたいものを食べたいときに食べる。という形で明日からまた歩こう・・!

 

と悶々考えてるうちに、パラス・デ・レイへ到着!

パラス・デ・レイも、サリアやポルトマリン同様、枯れた感じの街並みです・・笑

 

9:00に出て、着いたのは15:30だったので、6時間半掛かりました。

 

少し街歩き&アルベルゲ併設のバーで遅めの食事。

 

後で調べたら、ここのPulperia(タコ専門店)が美味しそうでした・・

この辺りのガリシアと呼ばれる地方はタコが有名。

これから行く人はぜひトライしてみてほしいです。

 

蛸専門店 ア ノサ テラ
+34 982 38 03 61
https://goo.gl/maps/4XDbWT3BfLhxDqx28

 

宿に帰ったらふくらはぎ周りがジンジン痛んできたので、あわててストレッチ。

明日は30km近く歩くみたいなので、筋肉痛にならないよう祈ります・・!

 

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