こんにちは、チランゴ(@abr0yj)です!
10月にスペインに行って巡礼の道を歩いたので、レポートします。
今回はイントロということで、概要をサラリ書いていきます。
スペイン巡礼とは?
キリスト教の聖地Santiago de Compostela(サンティアゴ デ コンポステーラ)を目指し、El Camino(エル カミノ)と呼ばれる巡礼路を歩いて旅することを指します。
※歩いて、と書きましたが、自転車等に乗って移動する人も少数ながらいます。
サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の遺骸があるとされ、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられている。
スペイン語では、El Camino de Santiago(サンティアゴの道)と呼ばれ、また、定冠詞を付けた大文字で始まるEl Camino(その道)はサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を表す。
1000年以上の歴史を持つ聖地への道は、今も年間およそ10万人がフランスからピレネー山脈を越えてゆく。
どんな道を歩いたか?
今回私が歩いたのは、フランス人の道と呼ばれる巡礼路のうち、Sarria(サリア)からSantiago de Compostela(サンティアゴ デ コンポステーラ)まで、115kmの道です。
巡礼ルートはいくつかありますが、その内最もメジャーなのがフランス人の道で、世界遺産にも登録されています。
以下の地図に黄色で示されている道ですね。
フランス人の道、その全長はなんと800km以上。
どんなに急いでも踏破に1か月はかかるため、中々気軽に歩ける距離ではありません。
そのお手軽版?という形で最も人気なのが、途中地点のサリアから歩く今回のルートになります。
ちなみに100km以上歩くと、サンティアゴ・デ・コンポステーラの事務局で巡礼証明書が発行してもらえます。
「せっかく巡礼路を歩くなら証明書が欲しい!」という目当ての巡礼者には何かと都合が良いルートですね。
私もその一人ですが・・
また、フランス人の道はメジャーなルートなので、Albergue(アルベルゲ)と呼ばれる巡礼者専用の宿泊所や、道中に食事を取れたり休憩できるバーもそれなりに充実しています。
そんなフランス人の道、サリアから115kmの歩き旅は、4~6日で歩くのが一般的。
その中で最も多いのが、5日で歩く日程感になります。
ということで、スペイン巡礼の最もメジャーなフランス人の道を、人気の高いサリアから5日間かけて歩くという、一般的かつ入門編?な体験記になります!
なぜ歩いたのか?
キリスト教徒でもなく、何か特別な思い入れがあった訳でもないのですが、
転職休暇中に元同期と登山に行ったときに話を聞いたのがきっかけです。
山好きだったらスペイン巡礼アリかも。精神と時の部屋みたいな感じ。ひたすら自分と向き合う時間になるよ
うーむ。ちょうど時間あるし、コロナぶりに海外出るなら何かテーマが欲しかったところ。いっちょ行ってみるか・・
本当になんとなくで決めました。
ちなみにその友人は、同じルートを4日間で詰めて歩いたら
お尻の肉と肉が擦れて後半むちゃくちゃ痛かったと嘆いていました・・
たまに広げる動きをすると良い(?)という大変ありがたいアドバイスとともに、スペインへ・・
0日目ということでサリアへの移動手段まで書こうと思いましたが、それは次回の記事に回します。