チランゴのメキシコ語り

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0から4ヶ月でDELE B2に合格した勉強法

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17年7月からスペイン語を勉強して、同年11月に受けたDELE B2に合格できました。

これから受験する方のために、その時の勉強方法を紹介します。

試験内容など変更されている可能性もあるので、あくまで私が受験した時点の参考情報としてご覧ください。

 

そもそもDELEとは?

日本版公式サイトによると、以下の通り説明されています。

DELEはスペイン教育文化スポーツ省の下に、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテスが実施する、高い信頼性をもったスペイン語の検定試験です。
1988年にスペイン語を母国語としない人々のスペイン語能力を測るテストとしてはじまり、現在DELEは世界100カ国以上で実施されています。スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められています。

引用: DELEについて. セルバンテス文化センター東京.

 

スペイン語学習者、教育者間で広く知られるスペイン語資格といった所でしょうか。

レベルは下からA1(入門)、A2(初級)、B1(中級)、B2(中上級)、C1(上級)、C2(最上級)の6段階あります。

 

DELE B2はどんな試験?

次にDELE B2の説明は以下の通りです。

複雑な内容や抽象的なテーマ、スペイン語の多様性を認識し、既知の専門的内容を理解することができる。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭かつ詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどができるレベル。

引用: DELEについて. セルバンテス文化センター東京.

 

私の印象では「文法など間違うこともあるけど、そこそこ色んな表現を使って自分の意見を言えて、簡単なディベートならついていける」くらいが実際のB2の合格レベルではないかと思います。

もちろん合格者もピンからキリまでいると思うので、あくまで最低レベルの話ですが。

 

B2の試験はリーディング70分、リスニング40分、ライティング80分、スピーキング40分の四部構成です。

読み書きのスキルを測るGrupo 1(リーディング25点、ライティング25点)と、口頭表現のスキルを見るGrupo 2(リスニング25点、スピーキング25点)両方のGrupoで30点以上を取れば合格です。

逆に言えば、仮に合計点が60点以上でもいずれかのGrupoが30点未満だと足切りで不合格になってしまうので注意が必要です。

 

DELEを受験する上で大切なこと

本番前に戦略を準備して臨むことが大切だと思います。これはDELEに限らず、本番で自分の力を出し切るために必要なプロセスといえます。

「元の意図」と「ハマらなかった部分」を振り返ることでより良い戦略を練り、勝率を上げていくことができます。あまり実生活で使ったことがないフレーズですが、PDCA(Plan - Do- Check - Action)を回すとも言えるでしょうか。

私も問題を解くたび、気づいたことをEvernoteにメモして自分なりの戦略を立てていました。

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私がDELE B2を受験した時のスペック

  • 受験時点でスペイン語学習期間は4ヶ月、DELE B2の勉強をしたのは後半の1ヶ月くらい。
  • 独学だけでなく、以下記事で紹介したItoaの家庭教師とマンツーマンで週2回授業。

    chilango.hatenablog.com

  • 学生時代に1年間英語圏に留学、仕事で日常的に使うこともあり、英語力はそれなり。参考:内定者時代TOEIC 950

スペイン語と英語は似た単語も結構あるので、英語力に助けられた部分は大きいです。

 

DELE B2の勉強に使用した教材

私は家庭教師に譲ってもらったEl cronómetroという問題集を使っていました。

その前にメキシコシティの書店をいくつか回ったのですがDELE関連の書籍はことごとく取り扱いがなく、困っていた所に渡りに船でした。

ちなみに知人はAmazon USでedelsaの問題集を購入していました。こちらの方がメジャーな教材だと思います。

 

 

どちらでも良いので問題集が一冊あれば事足ります。

 

DELE B2の試験本番に向けた勉強法

とにかく問題を解いて復習というプロセスを繰り返していたように思いますが、できるだけ思い出しながら勉強法を書いてみます。

リーディング(comprensión de lectura)

  • 初見は辞書無しで、時間を計りながら問題を解く。本文、問題文で分からない単語や表現には下線を引いておく。答え合わせをしながら、下線を引いた部分の意味を調べ、全体の内容を理解する。
  • 翌日と数日後に本文を見直し、理解できていない単語、表現を潰す。

本来なら大問1〜4まで通しで解いて本番用に時間感覚を慣らしておくのが望ましいと思いますが、私はスキマ時間を中心に勉強していたのとリーディングで余り集中力が持たず..ほとんどは大問毎別々に解いてしまっていました。

 

また、文法は教材の最後に20ページくらい練習問題があったのでそこを繰り返して覚えました。本番は文法で点を落とさないことが大事だと思います。

リスニング(comprensión de auditiva)

  • 大問1〜5まで通しで問題を解く。リーディング同様、問題文で分からない部分は下線を引いておく。答え合わせ時に、分からなかった単語の意味も調べる。解けなかった問題はもう一度聞き、熟語を中心に分からなかった部分を書き起こす。
  • 翌日と数日後に解けなかった箇所を見直し、理解できていない単語、表現を潰す。

最初は問題文の単語すら分からない事も多く、焦りました。

また、私の教材には問題音声の書き起こしがなかったので、何回か聞いて分からなければ家庭教師に聞くか、大半は諦めて放置していました..

 

発音は結構バラバラなので、問題をできるだけ解いてllego(シェゴ)やyo(ショ)といった特徴ある発音に慣れておくことが大事だと思います。

ライティング(expresión e interacción escritas)

  • 家庭教師やネット経由で模範解答を見つけ、読み込む。使いこなせる定型表現のを増やす。後は覚えた定型表現を活用しつつひたすら書く→家庭教師による添削→書く...と繰り返す。

本番1ヶ月前は2〜3日に1つ、10日くらい前から1日1つ書いて、家庭教師に添削してもらっていました。

ライティングはいかに定型文の引き出しを増やして使い倒せるかが大事だと思います。

スピーキング(expresión e interacción orales)

スピーキングは実践練習あるのみです。

口頭表現でもライティングで覚えた表現が活用できる場面が多く、ライティングの勉強に助けられました。

本番では、複雑な文章を作っていくと自分の首を絞めることになるので、短文で切って、かつハキハキと淀みなく話すことを意識しました。

 

おわりに

勉強法を書いてみて、特別な事はしていないと思いました。もし特別なやり方を期待して読んで頂いた方がいれば、すみません。

 

繰り返しになりますが、一番大事なのは自分なりの戦略を準備することです。勉強していく中で、解く順番など自分に最適なやり方が見つかっていきます。

そうすれば落ち着いて試験に臨めて力が発揮しやすいですし、もし結果が振るわなくてもどこが上手くいかなかったのか振り返ることで次回はきっと上手くいきます。

 

ちなみに、DELEのスペイン語はスペインのものがほとんどで、ラテンでスペイン語を勉強している人には不利と聞いたことがありますが個人的には気になりませんでした。

違いも分からないくらい語彙力も発音を聞き分ける力もなかったのかもしれませんが..

 

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おしまい