チランゴのキャリア語り

総合商社→SaaSベンチャー→外資系コンサルのアラサーが、転職やコンサルの内情について語ります

冠詞の使い方を覚えるのにおすすめ!「ネイティブはこう使う!マンガでわかる冠詞」

「冠詞の使い方がよくわからん!」

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そもそも日本語には存在しない概念なので、至極当たり前なことだと思います。

が、勉強しないままではどうにも上達するのが難しいのも事実です。

 

今回は冠詞の基本的なルールを学習するのに役立つおすすめの書籍「ネイティブはこう使う!マンガでわかる冠詞」を紹介します。

 

 

冠詞を勉強することのメリット

私の場合は何より仕事の効率化に役立ちました。

英語やスペイン語でメールやレターを書くとき、分からない単語や表現は辞書を使えばいいのですが、冠詞の使い方に関してはいまいち分からない..

 

最初に出てきた名詞にはa, an(不定冠詞)、次からはthe(定冠詞)!

固有名詞には冠詞はつかない!

 

くらいの浅い知識をベースにあれこれ頭を悩ませ時間を使う。

ネイティブに見てもらうと赤がついて返ってくるものの、なぜそうなるのか聞いてもよくわからない(私の理解力の問題かもしれません..)。

 

そんな状態だったのですが、本書を通じて正しい冠詞の用法を知ることで「こういう使い方が当てはまる。だからこの冠詞を使う」というのが頭の中で整理され、無駄に考えていた時間が減りました。

 

本書は英語の冠詞に関するものですが(悲しいかなスペイン語の冠詞に特化した本なんてないと思いますが)考え方はスペイン語にも通用します。

 

私にとっての一番のメリットは仕事の効率化でしたが、冠詞を覚えることで表現の幅が広がってコミュニケーションが楽しくなることも見込めますね。

 

「ネイティブはこう使う!マンガでわかる冠詞」のレビュー

冠詞を学習する上で本書が優れていると感じるのは以下の3点です。 

冠詞の使い分けルールが簡潔。

本書では、不定冠詞(a, an)14つ、定冠詞(the)16つ、無冠詞10つ、限定詞(any, someなど)8つのルールが紹介されています。

一見覚える量が多いように感じますが、それぞれのルールは4ページ(内1ページはマンガ)とコンパクトにまとめられているため、覚えるのにそれほど苦労しません。

 

聞いたことのあるフレーズを用例に多用。

例えば「食材の話をするときは冠詞はいらない」というルールの用例として

Beef or Chicken?

という飛行機の機内食のお決まりのフレーズが使われています。実際にネイティブが使う身近な例を引き合いに出されると、それだけ頭に残りやすいです。

 

冠詞の有無による微妙なニュアンスの違いに言及。

冠詞を付ける場合とそうでない場合の意味の違いが丁寧に解説されています。

例えば、"Let’s have a lunch!"と"Let’s have lunch!"

前者は「特別な昼食会」という意味で後者は食事の総称を表す一般的な用法など、冠詞の有無でどうニュアンスが異なるのかがルール毎に分かりやすく書いてあります。

 

個人的にイマイチなのは、マンガの内容が寒いところでしょうか。この手のマンガで学習系の本にありがちですね。そこまでは気にならないです。

 

おわりに

総合商社ではそこら中に存在する帰国子女(たぶん3割以上)と違い、語学はいつになっても苦労します。

が、分かりやすい言葉を使うのに必ずしもネイティブである必要はないですよね。基本のルールを学んだらあとは練習あるのみです。

 

一冊本を読んだだけで冠詞マスターになれるほど甘いものではないですが、ルールさえ覚えればあとは数をこなして感覚をつかんでいくことが大切だと思います。

 

 

おしまい