メキシコシティはいま夏真っ盛りというか、乾季が山場を迎え日中とても暑いです。どうやら5〜6月初旬が一年を通して一番暑いみたいです。
そんな暑い時期にさしかかり、ジムに新しい会員が一気に増えました。薄着の季節になり一時的にジムに人が増えるのは日本もメキシコも変わりませんね。
ふと親近感がわいたので、今回はボクシングジム初心者あるあるを紹介します。経験者の方も「あーあるかも」と思える点があるしれません。
ボクシング初心者あるある 9選
1. 縄跳びで余裕をぶっこくものの、開始30秒で既にキツくなる。
初回練習は恐らく縄跳び3分×数ラウンドから入ると思います。
「余裕で飛んでトレーナーに一目置かせたらぁ!」
と思って勢いよく飛び始めたは良いものの..すぐ足の裏が痛みだし帰りたくなります。
そもそも最初は飛び方もよく分からずドスドスと飛んでしまい、余計に体力を使ってしまいがちです。
2. 縄跳び中にやたら靴紐を結び直す。
普通、靴紐はそれほど解けるものではないと思いますが多い人だと何故か一分に一回くらい解け(ている様に振る舞い)ます。
少しでも楽したい気持ち、分かりますぞ!
3. 二回目からバンテージを自分で巻きだす。
Youtubeなどにたくさん動画が上がっていますし、予習してきたのか二回目くらいからバンテージを自分で巻ける人がちらほら出てきます。
4. バンテージをスローに巻く。
きつい基礎練習を終えてグローブをはめる前、少しでも休みたい人は亀の速度でバンテージを巻きます。
5. 貸し出し用グローブが臭い。
初回はジムからグローブを借りることになりますが、臭うことが結構あります。直前まで使っていた人がいると最悪で、他人の汗の湿りと臭いで不快度マックスです。この場合手を洗っても臭いが中々取れません。
もし当たってしまったら、早く自分のグローブを買うことを後押ししてくれているんだ!と無理やりプラスに捉えましょう。
6. 休憩中にリングに上がって倒れ込み、悦に入る。
これをやっているメキシコ人高校生を見ましたが、漫画みたいな事をしたい気持ち、分かりますぞ!でも周りの人の邪魔をしないように注意。
7. とにかくパンチングボールを叩きたい。
パンチングボールは細かく叩いてパララッパララッパララッと鳴る小さい球のことです。
できるとかっこよく見えるので、とにかく叩いてみますが意外と難しいです。
引用:映画「ミリオンダラー・ベイビー」(2004)
8. とにかくサンドバッグを揺らす。
もはや押してます。でも最初にパンチの引きなんか知らないので、オールOK!
9. 辛いとき周りの人は意外と冷たい。
「へへっ、お互いきついっすよね」みたいな卑しい感じで周りの人を見ると、あまり反応は芳しくありません。
はい、完全に実体験です。皆淡々と自分の練習をこなしています。
おわりに
当たり前ですが最初は誰もが初心者なので、当てはまった経験者の方もいるのではないでしょうか。
煽る意図は全くなく、むしろテーピングを早く巻けるようになるのと休憩にリングに倒れ込む以外はほぼ自分の実体験を晒したようなものです。
ただ、流して練習する癖が付いてしまうとなかなか上達しないので、どこかのタイミングで歯を食いしばってやり切ることを覚えるのも大切かと思います。
きつくてもまた練習に行くのを止められないのが、ボクシングの魅力の一つですね。
おしまい